used to Vとwould often V
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used to V....って?
T先生: やあ、Sくん、ちょっと時間ある?
Sくん: はい。先生。どうしましたか?
T先生:実はね、Sくんの作文を見ていて、「used to」と「would often」の使い分けで少し迷っているところがあるかなと思って。
Sくん:ああ、なんかどっちも「昔〜した」って意味ですよね?
T先生: そうそう。でもね、ちょっとニュアンスが違うんだ。例えば、Sくんは小さい頃、公園によく行った?
Sくん: はい、よく行きました! 毎日、ブランコに乗ったり、砂遊びしたり。
T先生:うんうん。その「毎日ブランコに乗ったり」っていうのは、もう今はしていないことだよね?
Sくん: そうですね。最近は全然行ってないです。
T先生:そういう、過去にはよくしていたけど、今はもうしていないこと、そういう習慣を表すときに「used to」を使うんだ。「I used to go to the park every day.」とか「I used to play on the swings.」みたいにね。
Sくん: なるほど! じゃあ、「I used to play video games all day.」って言ったら、昔は一日中ゲームしてたけど、今はもうしてないって意味になるんですね!
T先生: その通り!じゃあ、「would often」はどうかな? 例えば、Sくんは昔、学校でよく友達と漫画の話をしていた?
**Sくん:** ああ、はい! よくしてました! 休み時間になると、必ず誰かと好きな漫画について熱く語ってました!
**T先生:** 今も友達と漫画の話をする?
**Sくん:** ええ、たまにしますよ! 新しいアニメが始まったときとか。
**T先生:** そうだよね。「would often」はね、過去によくしていたことだけど、(今はともかく)そういう時に使うことが多いんだ。「I would often talk about manga with my friends when I was in junior high school.」みたいにね。
**Sくん:** え、じゃあ、「I would often play video games.」って言ったら、昔もよくゲームしてたし、今もたまにするって感じですか?
**T先生:** そうそう! 完璧! 「used to」は過去の完全に終わった習慣、「would often」は過去によくしたけど今もする可能性がある習慣、って考えると分かりやすいかな。
**Sくん:** なんか、ちょっとだけニュアンスが違うんですね。面白い!
**T先生:** そうなんだよ。英語って、こういう細かいニュアンスの違いを知ると、もっと面白くなるんだ。例えば、先生は小さい頃、よく木登りをしていたんだけど、今はもうしないから「I used to climb trees a lot.」って言うかな。でも、本を読むのは昔も今もよくするから「I would often read books.」って感じかな。
**Sくん:** なるほどー! 先生、ありがとうございます! なんか、スッキリしました!
**T先生:** よかった! これで、また一つ、英語の面白さを発見できたね!
**ポイント:**
* **簡単な例え:** 公園に行く、ゲームをする、漫画の話をするなど、身近な例を使って説明しています。
* **対比:** 「used to」は今はしないこと、「would often」も過去にしていて今してない事、「なつかしいなあ」と思い出していることだね。
* **確認:** Sくんに質問を投げかけ、理解度を確認しながら進めています。
* **先生の例:** T先生自身の例を出すことで、親近感を抱かせ、理解を深めています。
* **肯定的なフィードバック:** Sくんの理解を褒めることで、学習意欲を高めています。
この会話が、Sくんのような英語が苦手な生徒さんの理解を助け、興味を持ってもらうきっかけになれば幸いです。
T 先生: 「used to 」は、「昔はよくそうしていた(でも今はもう違う)」だ。
過去と現在の対比を強調するよ。
I used to play tennis, but now I don’t.
僕は昔よくテニスをしていた(でも今はしてないけどね)
would often V....って?
Sくん: あれ、would often V も「昔よく~したなあ」でしたね。
T先生: そうだね。would often V は昔を懐かしむ気持ち=主観が入っているよ。
昔よく~したなあ(懐かしいなあ)。
We would often go to the beach.
おれたち昔よく海に(その浜辺に)行ったなあ。
まとめ
Sくん: used to Vは、昔はこうだったけど今は違うという対比のニュアンスが強い。
would often V は「昔よく…したっけ」と昔を懐かしむ気持ちが強い。
T先生: OK。そのまとめでいいよ。
より深く1
T先生:じゃさ、There (was) a big tree...here. 「ここに大きな木があったんだ」で、wasの前にused to...をつけるとどうなる?
Sくん:used to...の後ろは動詞の原形だから、There used to (be) a big tree...here. ですか。
T先生:正解。(was )→原形 (be) だね。 used to....はbe動詞みたいな状態動詞にも使えるんだ。意味はどうなるかな?
Sくん:「ここにかつて大きな木があった(今はないが)」ですかね。
T先生:いいね。
used toはまた、動作動詞とも使える。
He used to play tennis.
「彼はかつてテニスをしていた(今は違うが)」
would(often) Vは、go, playなど動作動詞のみ使える。
I would (often) play tennis.
「昔やよくテニスをしたなあ」
より深く2
used to 関連は3つ表現があり、テストにしやすい。used to 三兄弟で覚えてしまおう。
□used to V かつてVしたことがあった
□be used to Ving 慣れている / Vすることに
□be used / to V 使われている / Vするために
~することに慣れている
Sくん: このtoは前置詞ですか?
T先生: そうだ。be used to Ving…の toは前置詞。うしろには名詞か動名詞がくる。
ケイトは慣れている はしを使うことに。
もうひとつ、文法問題の選択肢でよく出るのが、be used to V原形だ
Sくん え、今、be used toのうしろはVingと言ったばかりですよ。
T先生: これは、中学レベルの文だよ(笑)
be used (使われている)/ to V (...するために)
□In those days / the sunlight was used / to tell time.
当時は 日光が使われていた 時を告げるために。
ポイントを整理するよ。ややこしいけど、形と意味を3つとも覚えるんだ。
used to V原形 昔よく~した。昔は~だった。(今は違うが)
be used to Ving ~することになれているよ
be used / to V原形 使われている /~するためにね。
問題を解く際のヒント
・日本語を見ながら、下の英文を5回言ってみよう。すらすら言えるようになったら、
・今度は英語の部分を隠してすらすら言ってみよう。思い出すのが学習だ!
・最後に本冊の問題にチャレンジだ。
私は 昔よくテニスをしていた。(今はしていないが)
I us to pl ten , but I do , now.
俺たちは 昔よくそのビーチに行ってたなあ(懐かしいなあ)
We wo of go to the bea .
昔、大きな木があったな ここに (今はないが)
There us to be a bi tr he .
<used to 三兄弟>
彼女は 昔よく ピアノを弾いていた(今はしないが)
I us to play pia .
彼女は なれている 箸を使うことに。
she is us to usi chop .
その当時 日光が使われていた 時間を告げるのに。
In tho da sunli wa us to te tim .